「自分の頭の毛が薄くなってきているのではないかな?」
シャンプーをしたときの抜け毛の本数などを見ていると、このようなことが心配になりますね。
抜け毛の進行度チェック
自分の抜け毛が進行しているのではないかと心配になる人は、まずは通常の抜け毛の本数や抜け毛が増える季節的なことを理解しておくと良いのではないでしょうか。
・通常の抜け毛の本数
一日に抜ける通常の毛の本数は、60本から100本ほどだといわれています。
また、春や秋は抜け毛が増える傾向があります。これは、夏や冬などの気温の厳しい時期に対して身体が備えるということが関係し、春や秋には誰でも多少抜ける毛の本数が増えるようです。
ところが、この季節的な要因とは別に、さまざまな理由から毛の成長サイクルが異常になり、毛の本数が少なくなって薄毛になるのです。
毛には、成長期、退行期、休止期という3段階の成長サイクルがありますが、通常であれば今まで休んでいた休止期の毛根が、成長期に移行して新しい毛が生えるように活動を開始します。
ところが、以下で述べるようなことが原因となり、成長期に移行する毛根の数が減少し、薄毛になってしまうのです。
抜け毛体質と生活習慣
抜け毛が増え、薄毛になってしまう人は、抜け毛になる体質や生活習慣があります。どのようなことが抜け毛を進行させてしまうのか、ここで代表的な要因を考えてみましょう。
・抜け毛を進行させる10の要因
- 頭皮が硬くなっている
- ヘアーカラーやパーマをしている
- 頭髪が細い
- もともと体毛が濃い
- 親類に薄毛の人が多い
- 外食をする機会が多い
- お酒を飲むことが多い
- 喫煙をしている
- 生活が不規則になっている
- ストレスを感じることが多い
まずは、頭皮や頭髪に関することですが、頭皮の状態を良くすることを気にかけていないと、頭皮の状態が悪くなり抜け毛が増えることになります。
洗髪をきちんとして、頭皮の皮脂や汚れを洗い流す。このことがきちんとできていないと頭皮が硬くなり、毛の成長を妨げることになります。毛の成長を妨げるのは、皮脂や汚ればかりではなく、ヘアーカラーやパーマも良くありません。
不規則な生活をしていたり、ストレス発散が十分に行なわれていない場合にも、抜け毛が増えることがあります。外食をする機会が多い人も、栄養のバランスが悪くなり、毛の成長を助ける栄養が不足傾向にあるというケースもあります。
ストレスだけではなく、喫煙も血行を悪くし、抜け毛にはマイナスの要因になります。
また、男性ホルモンの関係で、体毛が濃いけれども、頭皮が薄くなるという人もいます。
自分がどのようなことが原因で抜け毛が進行しているのかを確認することができなければ、十分な抜け毛対策はできないのです。
ここに記載して「抜け毛を進行させる10項目」は、あくまでも代表例です。
自分が当たり前に行なっていることが、実は抜け毛を進行させている。
そういうことがきっとあるはず。あなたが気づいていないだけなのです。
抜け毛の原因に気づき、しっかりと抜け毛対策をしましょう!